8月30日から9月1日にかけて、御岳山の宿坊でコンティニュアムの合宿を初めて主催しました。嵐の中、15名全員が参加し、無事に開催することができました。
ジュリアード大学を卒業し、カナダにソマティックなダンスの学校を設立し、教えることに情熱を注いできたリンダ先生のクラスは、段階を踏み、具体的な指示をしてくださり、初めての方でも安心して参加できる内容でした。
ワークが進むにつれて、ふと気がつくと雨の音や風の音がなんとも心地よく身体に響き、じっくり集中できる環境に感謝しながら過ごした3日間でした。最近、身体のあちこちがぎこちなく感じていましたが、ワークが終わると痛みがなくなっていて、動きが滑らかになっていることを実感。これもコンティニュアムで得られる体験のひとつです。
今回宿泊した「嶺雲荘」は、御岳山にある宿坊のひとつで、オーナーが神主を務めています。ご夫婦の丁寧な対応は、新米主催者として非常にありがたかったです。宿坊に泊まることで、頂上にある御岳神社の「日供祭」にも参加できました。毎朝行われるこのお祭りは、神様にお食事をお供えする儀式で、参加者はお祓いを受け、早朝の神殿から雲海を眺めることができるという特典もありました。
コンティニュアムを始めて7年が経ちますが、声の振動を身体に響かせるこのワークにはいつも驚かされます。初めてクラスに参加した際にヨガの「オーム」のような声を出した時、あまりにも息が続かず、そしてあまりにも周りの人の息の長さに驚いたことを覚えています。でも、続けていくうちに気がつくと喉や胸、顔の動きが変わり、響く音が出ていました。声の出し方が変わることで、身体や心に予想以上の変化が訪れるのも、コンティニュアムの魅力のひとつです。
プレクラスの段階からサポートしてくださった藤井鞄の藤井先生と金ちゃん、クラスを担当してくれたのぶさん、ゆみこさん、長年探求を続けている先輩方、そして合宿に参加してくださった皆さん、遥々日本に来てくださったリンダ先生に、心から感謝感謝の合宿でした。
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